クイックガイド: 苗の植付け

用意するもの



植付け時期
鉢苗は、一年中いつでも植え付けることができますが、地面が凍っているときや水浸しになっているとき、梅雨の時期、乾燥がひどいとき、または酷暑時は避けるようにしてください。

植付け場所
次の条件を満たすようにしてください。
•バラは必ず日が当たる場所に植えてください。1日4時間以上は日光に当たる場所が理想的です。
•一般的には、日当たりの他に、風通しや水はけの良い場所ほど好ましいと言えます。
•バラの根の生長が木々や生け垣など周囲の大木の根によって妨害されないよう、十分なスペースをとって植えるようにしてください。バラは生垣やアーチ、またベランダなど、様々な用途に対応できる植物。植付けのコツを押さえ、自由に配置して楽しみましょう。

Step 1
裸苗の場合は、植え付け前にバケツに水を張って2時間以上吸水させます。

鉢苗の場合は、鉢から取り出す前にたっぷりの水を与えます。

 

Step 2
ガーデンフォークや鍬などで地面を十分に掘り起こし、雑草や大きな石などを取り除きます。こうすることで、植え付けたバラが新しい環境にしっかりと根付くことができます。バラは、あらゆるタイプの土壌で育ちますが、植付け時の土は大切な役割を果たすためデビッド・オースチンのローズソイルをおすすめします。

Step 3
ショベルを使って、バラが根を広げた状態で収まるような大きな植え穴(約 40cm × 40cm )を掘ります。
ローズソイルを使う場合には、可能であればさらに大きな植え穴(60cm × 60cm)を掘るようにしてください。

Step 4
鍬で植え穴の底の土をほぐし、その土にデビッド・オースチンのローズフードを80g~100g(または完熟堆肥を適量)加えて穴の底の土とよく混ぜ合わせます。
さらに、ローズフードを50g混ぜ合わせたローズソイルも追加します。

Step 5
裸苗の場合は、水を張ったバケツから苗を取り出して植え付け穴の上で持ち、ローズスタートを根の部分に振りかけます。

鉢苗の場合は、鉢からバラを取り出し、ローズスタートを土の付いた根の部分に振りかけます。根が活発に動いている時期は、根鉢を崩さないよう気をつけてください。

Step 6
バラを植え穴の中心部に据えます。
茎の根元が穴の上部から5cmほどの深さに来るようにします。

Step 7
ローズソイルまたは掘り上げた土を、バラの根の周りに戻し入れます。次に、バラの周囲の土を足で軽く踏んで固めます。

Step 8
植付け直後はバラに水をたっぷり与えます。
水やりについては、後ほどご紹介する『水やりの目安』を参考にしてください。

もっと詳しく:

バラの育て方 - 裸苗